2012年6月5日火曜日

Withings - フィットネスと健康 -Withings体重計


なぜ体重の長期的な変動をモニタリングする必要があるのですか?

先進国では食生活が豊富でバランスを欠きそのため脂肪過多と肥満がひきおこされています。

他方、現代生活におけるストレスやファッションの流行の影響で、しばしば食生活の乱れや極端な体重減少が起きています。

肥満や栄養障害から生じる疾病を避けるもっともよい方法は予防です。

フィットネスのコントロールや生活の質の管理は、体重、体脂肪、筋肉量の定期的なモニタリングをとおして行われます。

正常な体重とは何ですか?

理想的な体重という概念は広く普及していますが、幻想であって実際にはそういうものは存在しません。

体重は、食生活や水分の摂取によって、数日間で数キロの増減があります。複雑な調整� ��カニズムがはたらいているので、短期間の1、2キロの増減にはあまり意味がありません。

「体重正常ゾーン」の定義のほうがより適切です。

世界保健機構(WHO)はこの正常ゾーンを定義するのに、標準化した方法を提案しています。それは体格指数(ボディマス指数 BMI)です。これは体重と身長の二乗の比率で単純に算出したものです。体重正常ゾーンは、食生活によってもたらされる疾病のリスクが最小だと言えるBMI値の範囲に該当します。

ボディマス指数(BMI)とは何ですか?

BMI (ボディマス指数)は、単純に体重を身長の二乗で割ったもので、kg/m2とあらわされます。

これはWHO承認の国際規格で、異常な体重(過少や過重)によって、ひきおこされる健康上のリスクを推定するのに役立ちます。

このようにしてリファレンスゾーンまたは正常範囲(やせた、普通、太り過ぎ、肥満)が、リスクのレベルに応じて確立されました。

一般的にはBMI18から25までを正常体重ゾーンであるとします。このゾーン内にあれば食生活によってもたらされる疾病のリスクは最小だと言えます。

ただしBMIは一つの指標であって、個人の体型を考慮にいれたものではないことを忘れてはなりません。たとえば、よくスポーツをする人は筋肉量のせいでBMIが高いのですが、健康に問題があるわけではありません� �

2012年6月3日日曜日

世界の多文化子育てと教育: 第20回 オーストラリアの地域コミュニティでの子育てグループ | 愛育ねっと(子ども家庭福祉情報提供事業)


☆ユニークな子育てグループが定着

 オーストラリアでは、親子での「プレィグループ」と呼ばれるサークルが日本の子育てグループと同じような活動をしています。

 現在、全国には8,500のプレィグループがあり10万5千人以上の家族が参加しており、キャンベラがあるACT地区には1973年にスタートして以来、この26年間に200以上の数に増えておよそ2,200の家族が参加しています。

 キャンベラには様々な子育てグループが活動していますが、その中から地域のコミュニティ・センターでの活発な取り組みの様子をご紹介します。

 キッパックス・ユナイティング・コミュニティ・センターでは月曜から土曜まで午前・午後の2時間ずつ12の子育てグループ(Kippax Kids Playgroups)が開かれています。
 そこには生後間もない乳児から就学前までの子どもを連れた親子が集まってきます。朝9時半から11時半まで(土曜は10時〜12時)の午前セッションと12時半から2時半、3時半から5時までの午後セッションがあります。

 なかでもユニークなのは、火曜の「イスラム教の女性達のグループ」、水曜の「おやじの会:Blokes Group」と木曜の「多文化グループ」です。

 まず最初にご紹介するイスラム教のプレィグループは、キリスト教を基盤にしたコミュニティ・センターで、2006年の2月から始まりました。
 コミュニティ・ケアワーカーのバーニス・クインさんは日々の活動についてつぎのように語っています。
 「奉仕活動の基盤はキリスト教に根ざしていますが、日曜は教会のサービスが中心で、他の日は宗教に関係なく地域コミュニティに暮らす年代もライフスタイルも異なったすべての人達に包括的なケアを提供しています」
 子育ては宗教や民族を超えてという考えが表れており、いかにも多文化社会のオーストラリアらしい活動といえましょう。 

2012年6月1日金曜日

日本人の脳の働き方のソフトウェアの仕組み 日本人の国民病「全般性不安障害」 ひとりぼっちは嫌なのに、なぜか、ひとりぼっちの道を歩いている私です


■相談の事例

「ひとりぼっちは嫌なのに、なぜか、ひとりぼっちの道を歩いている私です」
(前田裕美子。高2。女子。京都市山科区)
(注・人物は仮名です。特定の人物とは無関係です。また、特定の地域、団体、職業とも無関係です)

■相談の内容

 私は、高2の女子です。正しくは、高2だった女子です。高校を辞めたからです。親も、学校の先生も、友だちも辞めるなと説得しましたが、聞く耳をもたなくて、どうしても辞めると言い張り、辞めました。

 だから、今の私には何の悩みもありません。こんなに平和で、こんなにも心の安らぐ日々を送っているのは、初めてです。毎日、好きな時に起きて、好きな時に寝ているので何のストレスもありません。こういう人生を送っているのは私だけじゃないので、何の罪悪感もありません。

 私のゆいいつの悩みは、友だちができないことです。学校に行っている時は、友だちができないので、人と話すのがニガテ、ということで辛い思いをしていました。何を言えばいいのかが分からないので、心の中で焦るばかりでした。何も話せないから、小学校、中学校の頃、ずっと「人から嫌われていた」のです。こんな性格はイヤ!!とずっと思っていました。
 このままでは生きていく自信がない、と思っていました。もうひとりぼっちは嫌、何もかも嫌、友だちをいっぱいつくりたいのにと思って、とうとう学校にも行けなくなったのです。

2012年5月31日木曜日

過食症・拒食症(摂食障害)の対人関係療法カウンセリング/ カウンセリング 東京「SINBI」心理テストと心理カウンセリング



辛い摂食障害から抜け出すためのカウンセリング

摂食障害は、けっして「わがまま病」ではありません。
典型的な「心の病」なのです。
だから、「自分を責めないでください」
病気なのだから、「自分ではコントロールでできない」のです。

でも、「どうせ治らない!」なんて思わないでください。
一緒に辛い摂食障害から抜け出す道を歩んでいきましょう!!

摂食障害カウンセリングの世界的スタンダード

 メンタル・オフィスSINBIでは、摂食障害カウンセリングの世界的スタンダードとなっている「対人関係療法」をカウンセリングに取り入れています。
 精神療法には様々な療法がありますが、その中で、過食症に対して効果があると科学的に検証されているのは、今のところ、認知行動療法と対人関係療法だけです。この2つの療法をカウンセリング終了6年後まで追ってみると、認知行動療法よりも対人関係 療法の効果の方が高いという結果が示されています。
 対人関係はストレスのいちばんのもと、といっても過言ではないくらい、私たちは対人関係によって心の状態を左右されています。とくに、身近な対人関係には大きな影響を受けます。
 対人関係療法では、その身近な対人関係に着目して、カウンセリングを進めていきます。もっとも親密な関係をもっているのが、配偶者・恋人・親・親友など、その人に何かがあったら自分の情緒にもっとも大きな影響を与える相手です。専門的には「重要な他者」と呼ばれます。
 この重要な他者との対人関係をバランスよくもっていくことが、心の健康を支える要となりストレスを軽減させ、摂食障害の改善へと繋がっていきます。

摂食障害になる人の特徴

 摂食障害の人の特徴として、協調性が比較的高い人であるが、一方で自尊心がとても低いという面が指摘されています。「自尊心」が低いということは、自己評価が低くて、自分に自信がないということです。摂食障害のカウンセリングは、この低い自尊心をいかに高めるということがポイントになってきます。

2012年5月19日土曜日

脳波の手習いシリーズ


脳波記録をみると、他の部分に比べ振幅が大きく、その形も異質な波が1個又はいくつか連続して突発的に出現することがある。これが突発波(paroxysm又はparoxysmal activity)である。これに対し突発波以外の部分の脳波活動を背景活動(background activity:BGA)と呼ぶ。

脳波異常はおもに突発性異常波の出現背景活動の低下に分けることができる。

突発性異常波

棘波(spike)    
持続が20〜70msの突発波で、波形が尖鋭である。振幅は決まった基準はないが、背景活動の振幅の2倍以上又は100uV以上が一応の目安となる。

鋭波(sharp wave)
棘波同様波形が尖鋭であるが、持続が70〜200msのものをいう。

徐波群発(slow wave burst)
背景活動と明らかに区別される高振幅の徐波が律動的に出現したもので周波数により δ(デルタ)-burst、θ(シータ)-burstという。

2012年5月17日木曜日

猫の発情期について - 猫 - 教えて!goo


>一般的には一年に4回位だときいたのですが。うちの猫は多すぎると思うのですがなぜでしょうか

ちょっと多いですね。
ネコの発情周期は、
 ◆「光周期型」=自然光(明14~16時間・暗10~8時間)の光周期
 ◆「季節性多発情型」=冬に少なく、春に多い
の組み合わせでおよそ決まります。
野生品種の年平均は4~5回くらいです。

2012年5月16日水曜日

末梢神経損傷後に生じる脳の中の神経回路の「つなぎ換え」機構を解明


ポイント

  • 末梢神経損傷後の脳地図の神経回路変化の初期過程をとらえた世界初の発見
  • 失った手足の部位が激しく痛む「幻肢痛」の原因解明に道
  • 運動障害のリハビリと同様に、感覚障害でも早期のリハビリが有効である可能性

JST 課題達成型基礎研究の一環として、東京女子医科大学 医学部の宮田 麻理子 教授らは、末梢感覚神経を切断すると、脳の中のニューロン(神経細胞)同士の配線(神経回路)が従来考えられてきた時期よりはるかに早い時期に大きく「つなぎ換え」られることを明らかにしました。これは、今までの学説を覆す発見です。また、この研究で新しく「つなぎ換え」られた神経回路の物質的変化と機能が世界で初めて明らかになりました。

脳には身体部位に応じて身体感覚を知覚する機能局在(脳地図注1))が存在し、脳地図は神経細胞同士の配線である神経回路によって構成されています。交通事故などにより手足を切断した患者(年間5000人)の50〜80%は、失った手足があたかも存在するように感じ、激しく痛む病態「幻肢痛」に悩まされます。幻肢痛は末梢神経切断後の「脳地図」の変化が原因とされますが、脳の中の複雑な神経回路から特定回路の変化を解析することは難しく、メカニズムの詳細は不明でした。

宮田教授らは、マウスの髭の感覚神経を完全切断して、その投射先である視床という脳地図が存在する場所で、ニューロンに何がおきるのかを独自に確立したスライス標本を用いて神経回路を同定しながら、時間を追って詳細に調べました。その結果、通常の視床のニューロンは1本の内側毛帯線維から感覚入力を受けますが、切断した動物では、わずか一週間以内に複数本の線維から入力を受けるようになり、予想よりはるかに早期に内側毛帯線維の回路の配線が「つなぎ換え」られることが分かりました。さらに、新しくできた配線には、発達期にしか観察されないGluA2という神経伝達物質の受容体が発現しており、ゆっくり情報を伝達する配線になることも分かりました。

幻肢痛は、患者によって痛みの種類、程度、期間が異なり、リハビリ治療は従事者の経験則に基づいています。また、運動障害に対するリハビリと比較して、幻肢痛のような麻痺やしびれなどの感覚障害に対するリハビリは積極的に行われておらず、リハビリ施設はごく限られています。今後本研究を進めることで、幻肢痛の原因を解明し、より効果的な治療法、時期を提示できると考えられます。

本研究成果は、2012年5月16日(米国東部時間)発行の米国神経科学学会誌「The Journal of Neuroscience」に掲載されます。

本成果は、以下の事業・研究領域・研究課題によって得られました。

戦略的創造研究推進事業 個人型研究(さきがけ)