オーストラリアで肥満の割合が急速に高まってきており、先進国中最も肥満度合の高いグループにあると、最近の海外の調査で明らかになった。
この調査は経済協力開発機構(OECD)による「世界の保健医療2007年版」。これによるとオーストラリアの喫煙率ならぴに乳がんおよび心臓発作による死亡率は低く、OECDに加盟している他の29国と比較しても遜色がない結果が出ている。
一方で肥満に関しては、BMI (身長と体重による計算値。25以上で肥満傾向、30以上で肥満とされる)で30以上の割合が25%という最悪レベルの水準だった。
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肥満割合が最も高いのは米国で32.2%だった。二位以下はメキシコ30.2%、英国23%、ギリシャ21.9%と続き、オーストラリアは5位の21.7%。
しかもオーストラリアの肥満割合は米国以上に加速しているという。
報告書は「これまで統一的指標で各国の肥満度合を計測してきた。米国では過去20年間で肥満割合は2倍以上、オーストラリアはほぼ3倍になった」としている。
オーストラリアの統計値をOECDに提供しているのは豪州保健福祉研究所(AIHW)。同研究所は、肥満は体に強度のストレスを与え、将来糖尿病や心臓疾患に進行しやすく健康への影響は大きいとコメントした。
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「肥満の兆候が見受けられてから健康を害するまでにタイムラグがある。ということは、OECD各国の肥満問題は、将来の医療費増大をも意味する」とAIHWのルイーズ・ヨーク報道官はコメントした。
ちなみにオーストラリアの喫煙率はスウェーデン、米国、ポルトガル、カナダに続いて5番目に低かった。
1983年には成人の35.4%が喫煙していたが、2004年では17.7%と、オーストラリアは20年間で喫煙率を半減させることに成功した。
また、心臓発作で病院に搬送されてからの死亡率は、メキシコでは25%だがオーストラリアでは5%と低い。
どのように社会保障は、計算されます。
2004年時点のオーストラリアの医療費はGDPの9.5%で、これはOECDの平均水準。米国や多くの欧州各国より低く、日本、英国、ニュージーランドより高かった。
ヨーク氏は「オーストラリアでは製薬がらみ出費がかさんで、全体の医療費を押し上げている」と付け加えた。
【AAP】
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