<カウンセリングルーム佐世保(九州 長崎県)でカウンセリング>
不安・モヤモヤ・イライラ感を改善する方法として書くことの大切さ
を提案します。
「不安」「モヤモヤ」や「イライラ」を歓迎してみる
不愉快な感覚は早く取り去りたいものですが、「不安」「モヤモヤ」や「イライラ」
のもとを探りたいときは、あえてスッキリしようとせずに、この不愉快な感覚を
大切なゲストのように歓迎して大事にします。ここでは、自分と対話する手法
の一つとしてジャーナリングをご紹介します。
神戸カウンセリングサービスさんから参照
ジャーナリング
自分の感じている気持ちを1枚の紙にただ書き連ねます。誰かに見せるもので
はありませんので、思うまま、感じるまま、頭をよぎることを書きます。特に、
連続性がなくてもさしつかえありません。頭の中を空っぽにするつもりで、想
いを紙の上に出し切ってみてください。「こんなこと思っていたのか!」と
自分でもびっくりするような気持ちやアイディアと出会うことがあります。
支払わ減量
Aさんは、最近上司が素っ気ないことに苛立っていました。最初は、「何だ、
冷たいじゃないか」と責める言葉が続きましたが、書いている間にこれまでそ
の上司がかけてくれた温かい言葉やいっしょに苦労した仕事の場面が次から次
へと思い出されてきます。自分がどれほどその上司に感謝しているか、あらた
めて知る体験になりました。と、同時にそれほど感謝しているのにそれを伝え
ていなかったことにも気づき、申し訳なく感じました。ここまできてAさんは、
上司が素っ気ないと感じていましたが、実は自分が気持ちを伝えていなかった
ために引け目を感じていたことがわかり、機会をとらえて感謝の気持ちを伝え
ることにしたそうです。
ただ正直に書き連ねるだけですが、慣れてくると自分でも忘れていた深い想い
と出会えます。それを行動に結びつけることができれば、より「自分らしく」
「正直に」生きられそうです。一回で「イライラ」「モヤモヤ」が消えなくて
も、時間を見つけては、「イライラする」「モヤモヤする」という自分の気持
ちをできるだけ具体的に書き出して、自分のイラついている気持ちと対話を続
けてみてください。
自分の気持ちと素直に向き合うと、自分のネガティブな感情とも向き合うこと
になるので、多少「慣れ」が必要かもしれません。最初のうちは、その体験を
カウンセラーと話し合うことでより深い気づきにつながることも多いようです。
自分自身との対話を深めるためにも面談カウンセリングや電話カウンセリング
もご利用いただければ幸いです。
モーニングページ
アメリカの著名なセラピスト、トリスティン・レイナ―は、
理解高血圧ポスター
「The New Diary(新たな日記)のなかで、書くことによる治癒の効果を説き、
恐れや悲しみを自由に書くことによって、精神を浄化することを勧めています。
トリスティンは、苦痛を書き出すことは感情のバランスをとり戻すことに
つながり、人生を破滅の道から救うと説いています。
また、アメリカの西海岸に住む人たちのあいだでは、朝の30分を書くことに
使うと、顔をパックする以上に表情がいきいきすると言われています。・・・
・・・また、朝に書くことで「モーニングページ」と呼んでいて、無意識の
心の汚染を浄化するために書くことともされています。
・・・後日、これらをリスト化して、自分の考えを整理することは、精神の
浄化作業と同じくらい重要な作業です。・・・
<ゆたかな人生が始まる「シンプルリスト」・・・ドミニック・ローホー(著) 講談社から>
このことから、メールカウンセリングもお勧めします。
「モヤモヤ」「イライラ」は「そろそろ変わり時ですよ」というサイン
「何となくモヤモヤしている。」
「何が原因ともなくイライラしてしまう。」
「ちょっと落ち込むこともあるけれど、別に大した話でもなくてすぐに忘れる
のに、またちょっとしたことで沈みがちになる。」
こんな、モヤモヤ気分が続いているけれど原因が見当たらない、なんて経験は
ありませんか?落ち込まないではないけれど、大した話でもなくて、なのに気
分は晴れない。スッキリしたいのに、どうしたらいいのかわからない。そんな
時、皆さんはご自分のモヤモヤ気分とどうつきあいますか?
にきびの美しさのヒント
こんな時、理性では大事ではないかもしれませんが、意識の深い部分、もしく
は無意識において、あなたは人や物事に対してこれまでと違う対応をしたいと
願っているのかもしれません。特に、自分の傷つきを軽く見て、ネガティブな
感情を呑みこむクセのある方は、自分がしんどいと感じていることに比較的無
自覚です。本当は、いい加減にウンザリしていて、人としての「在り方」を
「変えたい」と思っていたとしても、そのことにも気づきにくいようです。
もともと「ネガティブだ」と感じて押し込めた感情ですから、無意識から上が
ってくるときには、何だか「変」「イヤ」といった「違和感」を伴います。そ
れが、新しい「在り方」というポジティブなメッセージを孕んでいるとしても、
意識からすれば、「よくわからない」「不慣れ」な感覚なので、「モヤモヤ」
「イライラ」します。
でも、こういう「モヤモヤ」が新しい「自分」と出会うきっかけをくれるとし
たら、ちょっとワクワクしませんか?「モヤモヤ」気分を大事にすることで、
自分の思いがけない気持ちに気づき、これまでとは違う言動を意識的にするこ
とで、状況を改善し、問題を未然に防ぎ、新しい可能性を見つけることができ
ます。それは、人に対する反応のしかたを変えるといったほんの小さなことか
もしれませんが、それが友人関係はもとより、恋愛、仕事と大きく人生を変え
ていくきっかけになります。
私も、「モヤモヤ」する自分の気持ちとの対話を繰り返すなかで、今までなら
怒っていたところを笑い事にする、逆に、シラッとしていたところで自分の気
持ちを訴えることができて対人関係が楽になった経験があります。「モヤモヤ」
「イライラ」は、自分の新しい才能と出会うタイミングですよ、という無意識
からのサイン。是非、この気分を大事にして、心の引き出しを増やしてください。
「人生にはしなくてもいいことがいっぱいある」
精神科医 タカハシクリニック院長 高橋龍太郎
(著)青春出版社
こころのモヤモヤをはらしてくれるとても読み
やすい本です。
様々な癒しの本がありますが、心がスッキリと整理
されて読み終えたあとの気分が楽になります
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